mina’s blog

二児の母。アメリカのユタ州/コロラド州で応用行動分析(ABA)を駆使して国際認定行動分析士(BCBA)、ユタ州認定行動分析士(LBA)としてアメリカをベースに活動中!ユタ大学特殊体育修士号。フロリダ工科大学ABA 大学院コース終了。問題行動児大好き🌱 minafujiwara42@gmail.com 

ペアリング✨

この子は、何故かお父さん側のおばあちゃんが大嫌いだったんです💔

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それは多分、

おばあちゃんの習慣と、この子の家の習慣が 近い親戚関係であれ、大分違っていたと言うことから始まったんです。

 

おばあちゃんは、この子のことが大好きで、遠い所から数ヶ月に一度くらい遊びに来てくれる。

それなのに、この子はおばあちゃんの横に座ろうともしない。

 

そりゃ、おばあちゃんも悲しいですよ😥

 

お母さんからも相談を受けていて、

私も色々お話をしたりしてはいたんですが。

どうも良くならない。

 

その子の家は、お母さんがとっっても頑張り屋さんで、私が提案した事はかなり率先して家で実行してくれていて、

この子の行動もありえないくらい良くなっていたんです。

行動分析をふんだんに使った子育て✨✨

 

おばあちゃんは、もっとこう、ダメな事をビシッと口で言って聞かせるタイプの方法。

しっかりと。

 

どちらの方法が正しいか正しくないか、

と言う話では全くはなく、

 

この子にとっては、

ある程度想定した行動を基に先回りをしたり、フォローしたりと言う特定の環境設定をする、と

言う事が多かれ少なかれ必要な子だったんですね。

勿論、最終的なゴールは、

特別なヘルプなしで

言われた事ができるようになる事。

 

ただ。

まだそこまで行ってなかった。

 

それを踏まえて👩‍🏫

 

ある日のこと。

たまたまそのお宅に行く用事があって寄ったら、

おばあちゃんいた!!やったー👌👌

 

タイミングを見計らって、

「ところで〜〜」

なんて切り出してみた。

話しを聞くと、やっぱりまだおばあちゃんのことが嫌いのまま。

 

そこで、提・案・🤩🤩

 

1。お手伝いややらなければいけない事の指示はいつも通り、お母さんにしてもらう。

2。できた時のご褒美をおばあちゃんから上げてもらうようにする。

 

 

って段階二つしかないヤン😅

 

これはつまり、

ペアリングと言って、ある特定の何か、と好きな物・事を繋げると言うプロセスなんです。

なので、やりたくない事の指示は人間関係がしっかりしているお母さんに出して貰っても、その辺は崩れない。

そして、出来た!と言う時に

「おばあちゃんがご褒美をくれるみたいだよ✨」

と言って美味しいところをおばあちゃんに持って行ってもらう。

そうすることで、

嫌いだったはずのおばあちゃんが、

超いい人に見えてくる〜〜💕

 

これ、大成功でした✨✨

 

その日からその子はおばあちゃんの横に座ってくれるようになったって、おばあちゃん感激🥰

 

大人も同じですね。

自分の欲しい何かをくれる人は、

大概の場合、最低限ひいき目では見ますよね。

それが、相打ちであってもお金であっても。

 

このケースの場合、これはあくまでも最初の切り口であって、

いつでも物でツルみないな方法ではありません。

ここから大事なのは、

「ご褒美なし」でおばあちゃんと時を過ごす。と言うのが最終目標。

ご褒美が物じゃなくて「偉かったね!」

と言うような声かけてになって、

今度はおばあちゃんの存在自体がご褒美になる。

 

おばあちゃんの嬉しい気持ちを思うとこの先が楽しみ♥️

 

と言う訳で、

今日はどーしても眠すぎて、ひどく目が重たいので、この辺で。

 

🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️

 

ps。今週から実は、ビデオを撮るんです、私の🤣🤣

笑っちゃいます。

応用行動分析について、分かりやすく(言えるかな。。。?) お話しをすると言うショートビデオ。

撮って近いうちにウェブサイトに上げる、なんて恐ろしい事を企画中〜〜💦

何かアドバイスがあったら是非教えて下さい

🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️