mina’s blog

二児の母。アメリカのユタ州/コロラド州で応用行動分析(ABA)を駆使して国際認定行動分析士(BCBA)、ユタ州認定行動分析士(LBA)としてアメリカをベースに活動中!ユタ大学特殊体育修士号。フロリダ工科大学ABA 大学院コース終了。問題行動児大好き🌱 minafujiwara42@gmail.com 

家族一丸となって。続き。

f:id:minafjwr:20190712143058j:image

 

で、話を戻して。。。

何だかんだと時間は予定通り遅れましたが、

皆んながテーブルに着き、

話題は皆んなの興味がある

「ご褒美をどうやって貰うか」に。

 

お母さんの待つ別の部屋でお母さんとそれぞれが2者面談開始。

 

この会には勿論、お父さんも参加しています。

お父さんには、それぞれのご褒美とポイントなどをコンピューターに入力して表にしてもらいます。

 

どうなるかなー、

と思っていましたが、意外とみんな真剣にしっかり欲しいご褒美をリストアップしてそれに見合うも決めました!

 

そしてそれらをお父さんが入力して、

Googleのエクセルで私とも共有して貰ったので、

私も進行状況が見れる👌

 

さあ、始まりました。

家族全員での行動改善!

 

✨どうなることやら✨

 

できるかなー、と心配だったんです。

 

続けるには、誰かが「監視」してあげた方が上手くいくことの方が多い。

なので、私と他のBCBA(行動分析士)と二人で親御さんと連絡を取りながら優しい監視をしていました。

 

そして、いよいよ!!

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アメリカでは夏休みが3カ月くらいあります。

 

長っっっっっ!

 

その子はセンターのサマープログラムにも参加することになっていたので、私はそれも並行してコンサルティングをしていました。

 

大丈夫か、大丈夫かと思いながら、

ひと月が経ち。

大暴れ、なし!!

 

ふた月が経ち。。。

パンチなし!!

 

行けそうじゃ!

お母さんもお父さんもビックリ!

こんなに穏やかな家庭は初めてだと。。。

 

今回、頑張ったのは、やっぱり親御さんだと思うんです。

私達BCBAは基本的にコンサルティングが主な仕事で、直接指導は主ではありません。

ただ、BCBAの強みの一つは実際にどうやって指導するか、と言うところはきちんとお手本としていつでも見せてあげる事が出来ると言う事なんです。

なので、要所要所でこうやるんだよ、と言う見本は子供が大暴れしている時にも見せてあげることはできる。

でも、結局、私達が作った指導計画を実際に常に行ってくれる人がいないと成り立たない。

このケースの場合、私が作った行動計画を実際に実行してくれるのはご両親なんです。

 

ここに辿り着くまでに、ペアレントレーニングと言われる親御さんへの指導は幾度となくしてきました。

親御さんも試行錯誤で何とか頑張って腕を上げてくれました。

それあってのこの結果なんですね。

 

子供が行動を改善するには、

親御さんも一緒になって学んで貰うことが非常に重要なんです😌

 

 

この子は、学校では本当にいい子だった。

学校の先生に「エンジェルよ~、この子は🥰」なんて言われて。

おうち以外の所できちんとしてくれているに絶対に越したことはない。

でも、家で暴れてたら、やっぱり悲しいですよ、親として。

 

ね。

 

自分達が間違った方法で接しているんじゃないか、

自分達のせいなんじゃないか、と思いますよね。

 

私も一人の母として、同じように悩みます。

 

だから、こうして家での行動が良くなったって聞くと、心から嬉しいが込み上げてくる。

 

土台となる場所での行動が後々彼らを助けてくれるに違いない。

 

勿論このケースも、これで終わりではありません。

ここがある意味スタートで、これから上がり、下がり、を繰り返して強い家族になっていくんですね。

 

と、ちょっと浸ってしまったところで。。。

 

寝違えた首が痛くて明日からのキャンプが心配なので、

 

今日はこれにて😅😅

 

🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️