mina’s blog

二児の母。アメリカのユタ州/コロラド州で応用行動分析(ABA)を駆使して国際認定行動分析士(BCBA)、ユタ州認定行動分析士(LBA)としてアメリカをベースに活動中!ユタ大学特殊体育修士号。フロリダ工科大学ABA 大学院コース終了。問題行動児大好き🌱 minafujiwara42@gmail.com 

ABAと心理学

アメリカではABAは新しい分野と言えどもそれなりに進化していて、特定の診断があれば保険も効きます。学校や療育センターにも大概BCBAかそれに近い人がいます。

前にも書いたかもしれないですが、行動分析はその個人の環境に注目していく方法なんですね。

それとは違って心理学はもっと心の中に注目した学問です。

どっちがいいかと言う議論になる事もありますが、私はどっちもとっても大切だと思います。

 

ABAは心の中の事を全く気にしない訳でもなく心理学が環境要因に全く手を付けないかと言うとそうでもない。

私が務める会社には沢山の優秀なBCBAがいますが沢山の優秀なセラピスト・カウンセラーもいます。私達はいつも違った角度からその子を見てチームとして助けています。

 

私は自分が行動分析士だという事に誇りを持って仕事をしているし、それなりに少しの成果は上げてきていると思っています。

でも、でもね。

セラピストって凄いんですよ!

先ず、話し方が凄い上手!めっちゃ前向きだし、問題解決しようとする時のその言葉の使い方がむちゃくちゃ上手くて、話しているこっちがホッとする☺️

辛くなった時は、セラピストの上司のところへ駆け込みます✌️

で、私結構前向きな方だと思うんですが、私の場合、じゃべり方が柔らかくない。

だからいつもうちの会社のセラピストから沢山学んでるんです。

例えば、「but (でも)」を使わず「yes, and(そう、そして)」を使う。

何か自分の思いと違う事が話題になった時、「でも、」「でもね、」と切り出すと逆説ですので、話し方に棘が出る事がある。

それを「そう、そしてそれって〜〜」のように話すんだそうです。

やってみると結構良かった。

私の気持ちも、落ち着いて話せた😊

 

こんなふうに、これからはきっとそれぞれの分野を出して「一緒に」がいいと私は思っているんです。

日本に限らず、いかに色んな違った専門の人を巻き込んで、チームとして助け合っていけるか、だと思うんですね。

医療、福祉、教育、療育、学校、地域、そして家庭。こんなに素晴らしい専門家達を集めたらどんだけ凄い国になれるんだろうと思うと嬉しくなりますよね。

親御さんは彼らの子供と家庭環境を一番知っている。だから、子供の成長の為には「親」の意見は欠かせません。

学校も然り。最終目標は一緒じゃないですか。

「この子にとって最高の人生を送る為のサポート」。

最近は親や学校の不祥事は続いて、心が痛くなる事が多い。

だからこそ、それぞれの専門家がチームとして問題解決をして行く必要があると思います。

 

ABA(行動分析)はまだまだ新し過ぎて浸透していません。

逆に昔から長い事存在しているが為に変化に対応できない分野もあるかもしれない。

そこを皆なでそれぞれがそれぞれの専門性を発揮してチームとして一人の子供や家族の人生を助け合えたら今必要なギャップを埋められる気がしてならないんです。

 

子供が学校で問題行動を起こした。

先生に怒られて、終いには家に帰される。

家で悪さばっかりしてお父さんお母さんの言う事聞かない。

先生や両親から見たら明らかに問題行動である。でも、言葉で言っても行動が改善されない。

もしかしたら、本人は問題行動って思ってないかもしれない。

ってよくあるんですよね。

 

解決方法はきっといくらでもあるはず。

これから伸ばしていかなければいけないのが、その情報に辿り着くまでのステップと解決方法をサポートするシステム。

 

なんて事を素敵なお姉様達に話したら「ブログして広めなさい」って言われたんですよ🙆🏻‍♀️

 

ABAと心理学と言う題名から随分離れてしまっていますが、、、

 

今日はこの辺で🙇🏻‍♀️