ほっとく「美」
子育てに限らず、学校などの先生達もそうだと思うですが(昔 アメリカでですが学校でも🏫働いていたことがあります)、ほっといた方が効果がある方法ってかなり難しいですよね。
他にも子供が周りにいたり、外に出ていたりしたら尚更。
これはほっとける環境が揃った時に使える一つの手段です。
ほっとくって言うとやっぱり聞こえが悪いので、「待つ」だとちょっとカッコいいかな😅
例として、我が家で。
上の子が2、3歳の頃。
あれですよ、俗に言う魔の2歳。
ま、うちの子はこの魔の○歳って言うの6ヶ月くらいできて、そうですねー、5歳くらいまで続いたかな🤣
彼女は2、3歳の頃、物凄い叫びまくるって言う行動が多発しまして。
こう言う時のポイントは一歩引いて見た方がいいって事なんですね。
一歩引いて「この子は何に対してこんなに叫んじゃってるんだろ」って見てみました。
それで、分かっちゃったんです!
注目です。
私達親の注目を得たいが為にメッチャメチャ泣き叫んでいたんですね。
だって、簡単じゃないですか、数分めっちゃ泣き叫んだら確実に親が来るんですから。
効率いいったら!
(「泣いてゴネた後のアイス」と似てません?)
ここで私達親が彼女にして欲しい行動は
①叫ぶのを止める
②叫ばない方法で私達の注目を得る
ですよね。
基本的にABA(応用行動分析)では、行動を「伸ばす」事に重きを置いていることが多いので、「叫ぶのを止めさせる」だけだと、結果「できる」様になる行動は教えていないので、彼女にしてみたら「え??教えてもらってないし」と言うことになっちゃう訳です。
じゃあ、どうしたか。
ある日。
私達夫婦は家事や仕事をしていたんです。毎日の日々に追われて本当忙しい忙しい💦
↓
で、彼女が叫ぶ。
↓
親飛んでくる
↓
うるさいから怒られる
↓
でも結果注目来た
↓
彼女の勝ち👏
と言う悪循環。
ハイ、切りますよ、それ。
状況は明らかに、私達の注目が彼女にない時に始まっています。
で、彼女の「叫ぶ」と言う行動によって、私達の「彼女に駆け寄る」と言う行動が起こされている訳ですよ、だってうるさいんだから!
これを断ち切る方法は色々あるんですが、私が旦那をトレーニングして一緒にやったのが
「何もしない」方法です。手順は、
➀親の注目がない(あげない)。
➁彼女が叫ぶ。
➂何もしないで、収まるのを待つ。
➃ひたすら待つ。
➄どんなにエスカレートしても、ひたすら待つ。
➅静まった瞬間、平静を装って「あれ?静かになったね〜。偉いね〜😊」と言って注目をあげる。
➆いい子でいる時に、注目の取り方を練習する
例えば、「ダディーのところに行って、『ダディ〜』って言ってぎゅーしてこよう!」と言って、実際に一緒にダディーのところに行ってあげる。(うちではパパじゃなくダディーです。仕方なくのネーミングですが、その理由はまた後ほど。。。)
➇叫ばずにダディーの注目を得れたので、思いっきりポジティブな注目をあげる(「○○(名前)、来てくれたの〜〜!!!!ありがとぉぉぉぉ!!!」など)
➈これを繰り返す
この方法は小さい子か、ある程度覚悟を持った時にしかできません😅
何故なら、その問題行動(うちの例で言ったら「叫ぶ」)が注目をあげなかった時点でほぼ100%酷くなるからです。かなり酷くなる可能性が高いです。
なので、これに耐えられる精神状態と環境が揃ったらできるかもしれせん。
逆に叫んだ時に限って注目をあげないと言う事を繰り返すと、娘が「叫んでも注目されないのか!」と学んで叫ぶのを止める可能性が非常に高くなります。
両親若しくは一緒にこれをやってくれる人とチームを組んでうまくできる時にやったらいいのかもしれませんね。
うちでも夫婦の危機になるくらい少しの間、ギャン泣きと共に暮らしました😆
娘「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
旦「どうして泣いてるの〜?!?!」
私「こらあぁぁぁ!行くなっっっ!!!」
旦「だって泣いてるじゃん!!!」
私「ダメだって言ったじゃん!!行くなっっ😤泣き止むまで行くなっ😤」
旦「だって、言わなきゃ分からないじゃん!!」
私「アホか〜!言っても治んないからこの方法やっとんじゃあぁ!!」
旦「でも!!😤」
私「でもじゃない😤私はこの世界でメシ食っとるんじゃ!!!言った通りせい!!」
旦「・・・・・」
私「先ずは一週間。一週間やってダメだったらまた違う方法を考えよ!」
旦「(腑に落ちないながら納得する)」
一週間後。
叫ぶがビタッとなくなりました✌️