できすぎる母 Part👆
ある日、スタッフから言われたんです。
「セッションがうまくできない」と。
おかしいよ、君は大分できるスタッフじゃないか。
よくよく聞いてみると、どうもスタッフのスキル不足じゃないっぽい。
どう言うことかと言うと、
この子のプログラムの中に
自分から相手に「要求」をする、
と言う行動を教えるカテゴリーあって、
例えば何か欲しい時に、
自分から「○○を頂戴」や
「○○はもういらないよ」
などを伝える練習なんですね。
これ、簡単そうに見えて、
うまくできないって言う子結構いる。
叫んで欲しいものを要求したり、
失礼な感じで要求したり😅
そう言う経験ないですか?
「言いづらい」って言う状況のもっとひどいやつだったり、根本的に要求の仕方が分からない場合だったり。
この子の場合は、ちゃんとお話しできるのにコミュニケーションがうまくできない。
欲しい時も嫌な時も叫ぶし、怒る😤
スタッフにお家でのセッションは、
㊀できるだけ『〜が欲しくなる』状況を作る。
㊁その子の『○○頂戴』って言いたくる場面をちょこちょこ作る。
と指示を出してある。
ところが、このお母さんはスーパーお母さんで何でもこなして出来ちゃうタイプ✅
なので、大体時間が来たら何も言わずともおやつが出てくる❕
そろそろ喉が渇いた頃ね、
と言う時にドンピシャのタイミングで飲み物がスーッと出てくる❕
「大体そろそろね」
の時間をほぼ全部把握していて、
この子が何か言う前の先取り感ったらホント半端なく凄い❕
この高観察能力、うちの会社で働きませんか?
とリクルートしたくなる😆
ただ、この状況の場合、、、
完全に裏目に出てる〜〜😅
そうなんです。
ママができすぎるから、子供は何もしなくても生きていけちゃってた😳
こう言っては語弊があるかもしれませんが、
うちの実家の母。
本当に凄いですよ。
ものすごい上手な放置教育してましたので👏
お陰さまで色々できるようになりました🤣
(お母さん、ありがと〜🤩)
なので、このお母さんに言ったんです。
「何もしないでいましょ☺️」
そのお母さん、「は❓❔❓❔❓❔」
視点を変えて、「あえてほっとく」と子供の成長をしっかり見れますよ、って。言ったんですね。
でもね。今までずっとその子のためにいろんなことをしてきて、お母さんだって、それはしたくてしてたんですよ。
自分の子供の世話をホント楽しんでたんです。
(それか完全に義務感でやってたのか😅)
だから、突然うちの実家の母や私にように「放置」は無理じゃん!
なので、こう言いました。
「おやつにケーキを出すときは、お皿にケーキを乗せて、フォークは出さないで下さい。」
「喉が渇きそうな時は、何も注がないでコップだけを出して下さい。」
これで、お母さんはそのバッチリのタイミングでバッチリの品を「最高の不備」の状態で提供でき、その子はその「不備」を「要求」しなければミッションを完了することができない🤩
んも〜、私、てんさーい✨✨
この「最高の不備」作戦、めっちゃ功を奏して、「要求」する機会と、その要求を「上手に」言えるようになる機会を作ることができた!!
その子は、かなりの頻度でちゃんとナイスに「要求」をできるようになって、お母さんもちょっとリラックスして子育てをし始めることができたんですね👏👏
親になると言うことはとっても責任があって、
大変なことなのに、
学校みたくちゃんと子育て方みたいなの教えてもらえなくて、
自分でその方法を探すしかない。ことが多い。
幸いなことに、今はネットでたくさんの情報を得ることができる。
でもねー、そんな時間ないよ、親業中は。。。
だから、だからなんですよ。
このブログ始めたの。
日本中のお父さんお母さん、子育てをしている人達を少しでも助けたい。
なーんて言っといて、毎回日記になってて申し訳ない😆😆😆
それでは、私は寝ます。
🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️